神の孤独_02


まるはし150


神の孤独_01



ワシは完璧で、愛情に満ちた神だ。あらゆる者がワシを知り、身震いするだろう。
ワシの近衛兵が議会が開かれる神殿へと入って行った。兵達はそこで護衛のために円を作った。そこから、ワシの鶴の一声を聞かせたやった。
「今日から、帝国を隅々まで我が配下として受け入れよう。帝国の父として、万物の父として、疲れ切った機関や哀れな役人がワシと、ワシの子供達の間に立ちはだかることは許さぬ。ワシは完璧かつ愛に溢れた神である。万物がワシを知り、震え上がるであろう」
そして、近衛兵が完璧なタイミングで一斉にレールガンを撃った。