コンスピレーター_01


まるはし150


コンスピレーター_02

ガウルは常に共和制を夢見ていたのだろうか?ワシの愛を裏切り、ワシに反逆しようとするなど、あの心にどんな酷い虫が住み着いてしまったのだろうか?
ガウルは、ワシが貶めた者達とあまりにも長い時間を過ごし、あまりにも深く交流している。あんなひそひそ話や流し目から良きものが生まれるわけがない。ワシが気付かないとでも思ったのか?
あやつを追うために密偵を派遣した。その瞬間に罪悪感を感じるとは・・・あの時に気付いているべきであったことを、今気づいた。ワシは唯一無二の存在。そして、ワシは誰よりも孤独な存在。愛を与える神になるとは、なんという呪いか!