「カウンシラー達がこのファルミネイターが星間飛行船を脱出する方法を考案し、彼女の種族は憤慨した」――カバルの皇帝、カルス
黒焦げとなった政治家サウールが消えた亡くなる前に、いくつか明らかになったことがある。サウールはこのファルミネイターのことを、その容姿から「光の戦士」、「ストームマスター」の1人と勘違いしていた。彼女はその「光の戦士」に会ってみたかった。自分と似ている二足歩行動物など、これまで見たことがなかった。サウールが彼女たちを滅ぼすために軍を動かしていると言った時、彼女は少し後悔した。彼女は他の報告もカルスに送った。レッドリージョンの兵器庫の位置と軍艦の動きについてだ。カルスにとって重要なのは1つだけだった。カルスの留守中に軍が実権を手に入れた今、カバルの世界のあちこちで軍のパレードが行われる。辞任日となれば、神話のプラエトルに敬意を表し、ソル星系の端で開かれる式典に、必ずガウルの旗艦が姿を現すはずだ。
そして、その式典で影がドミヌスを倒すのだ。
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