01
太郎さん150

クロノトリガーやゼノギアス、ゼノブレイド2などの作曲を担当した光田康典氏がリメイクについてこう言及しました

リメイク

先日、ゼノギアスが20周年を迎えましたが、
未だにこれほど人気があるゲームもなかなか珍しいですね。
多くのファンの方がリメイクを望んでいるみたいで
本当にこのゲームの開発に携われたことを嬉しく思います。
しかし、一口にリメイクといっても本当に難しいと
個人的には感じています。

権利的な話しは別に金銭的にクリアすればいいだけなので
たいしたことではないのですが、(制作が別会社だった場合ですが)
問題は作品の理解度です。
オリジナルへの理解度は言うまでもありませんが、
これはユーザー目線でもしっかりと理解出来ているか、
ということと、時間経過、技術向上による世界観の質感の違い。
音楽も上記の事を理解していないと悲惨な結果を生みます。
ただ、仕事だから・・・とアレンジをしていては
良い結果を生みません。

良い例が、この前日記でも書いたブレードランナー2049。
確かに、一見オリジナルのブレードランナーと似せてはいますが、
色味、世界観の作り方、音楽、どれをとっても、
オリジナルの世界観からかけ離れていました。
ブレードランナーのいいところは、絶望的な世界の中で
なんとか生き抜いている姿や、レプリカントの姿を
あまり見せないところに、怖さや見るものの集中力を
持続させる力があると思うのです。
ですが、2049ではレプリカントがメインとなっているし、
主人公に孤独感がない。(これ致命的)
そしてどことなく世界が明るく希望感がある。
この映画の原作でもある「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」を
読んだ方なら僕がいっている事が理解出来ると思います。
また、話しは変わりますが、僕がいままでプロの
オーケストラコンサートにてクロノのアレンジがいいと
思った事が一度もありません。
ファンの有志が演奏しているクロノの方が数倍いいのは
やはりそこには愛があるし、作品への理解度があるからなんです。
これ、本当に大切なことなのです。
ですが、意外にゲーム会社を含め理解していない人が多いと感じます。
今の世の中、リメイクしておけば儲かるだろう、とか
適当につくっても買ってくれるだろう!というのは
お門違いだし、ユーザーは納得してくれませんよ。

なので、ゼノギアスのリメイクを本当にやるとしたら、
原作の何倍も努力しないと難しいだろなーと思います。
少なくとも5年は掛りますね。



そらまぁ、そういったプロジェクトまだ立ち上げてないのであれば5年掛かりそうだけども・・・

やりたいという気持ちはありますね

ただ、リメイク版『聖剣伝説2』がいい例になっていますし、あれを見るととやっぱしなくていいんじゃないかなと思うこともありますね・・・


記事:リメイクされない太郎