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社内環境の問題をKOTAKUに告発され、社内問題の解決を目指すバイオウェアだが、新たに戦利品システムの開発者の求人を掲載したことがわかった。

募集内容は戦利品システムの経験を積んだクリエイティブで情熱的なシニアシステムデザイナーを探している。勤務地はオースティン、エドモントンのスタジオになり、新規IP Anthemの開発に加わる。

Anthemはドラゴンエイジシリーズやマスエフェクトシリーズなど数々の名作を生み出したバイオウェアの新作タイトルと言うことでゲーマー達に期待されたタイトルだった。しかし、ローンチ後に数々のバグや内容の薄さから酷評され、バイオウェアで最も評価の低いタイトルとなってしまった。更に、職場環境の問題をKOTAKUに掲載され、方針を決定できないリーダー、社内でのうつ病、ストレス、パワハラの問題が暴かれた。この中で大きな問題となっていたのが、EAの開発エンジン「フロストバイト」で、通常の開発エンジンには搭載されているセーブ機能など基本的な機能が備わっておらず開発は困難なものになった。更に、同じハクスラシューターであるデスティニーなどの名前を出すこともタブーとされており開発は難局を極めた。これらから、他タイトルには当たり前にように存在している機能がAnthemに備わっていないのも頷ける。

社内の問題を解決するためにバイオウェアは対策を行い社内ミーティングも行った。すぐに解決できる問題ではないだろうが、徐々に改善されることをファンは見守っている。社内の問題が改善されれば、わざわざ求人を出す必要もないように思うがどうなのだろうか。上述した問題で何十人もの開発者が退職してしまっている。戦利品システムの担当者も辞めてしまったのだろうか。

KOTAKUの暴露記事掲載後、執筆者の元に「バイオウェアを "私のスタジオ" に置き換えればそれは同じ物語だ。」と言うメッセージが寄せられている。これらの問題はバイオウェアだけの問題ではなく、明るみに出るか出ないかであって、ゲーム業界に蔓延している問題なのだろう。どこの開発スタジオも同じような問題を抱えていれば求人に応募はあるだろう。Anthemを劇的に改善する救世主のような開発者が現れることを期待している。


記事:稲森