
2019年6月5日に発売予定のミニチュアゲーム「ウォーハンマー」をベースにしたハクスラアクションRPG「Warhammer: Chaosbane」は現在、予約者向けにベータテストを開催中だ。

Warhammer: Chaosbaneのベータテストは2回目となり、木曜日に開幕した。プレイを始めて気がつけば午前4時を回り強制的にシャットダウンし眠りについた。
Chaosbaneは開発のEko Softwareがウォーハンマー初のハックアンドスラッシュと謳うアクションRPGだ。複雑さで言えばPath of Exileよりもディアブロだ。私はPath of Exileの複雑なキャラクタービルドとそれらが相互作用するシステムを好むが、Chaosbaneのようなうまく考えられたARPGの楽しさを否定しない。

Chaosbaneには帝国兵士(ソルジャー)、ハイエルフの魔道士(メイジ)、ウッドエルフの斥候(アーチャー)、ドワーフのスレイヤー、4つのキャラクタークラスがある。
手始めにウッドエルフの斥候をプレイした。アーチャーは防衛のためのスピードと機動性の高いペットを持つ遠距離戦のスペシャリストだ。驚いたことにアーチャーは頑強だ。Chaosbaneは絶えず敵の群れが襲いかかってくるが、レベル12までのプレイを通し難局に直面しなかった。それはアーチャーのドライアドペットが攻撃的に戦って死亡しても瞬時にリスポーンすることができるからだ。さらに、Chaosbaneは比較的短いタイマーを持つヘルスポーションを無制限に供給している。タイマーが完了するまで戦闘を回避できるアーチャーの能力は事実上不死身にする。
プレイしたキャラクターのクラスによるものかもしれないが、今の段階では戦闘は簡単すぎる。Chaosbaneには10段階の難易度があるが、ベータ版では非常に簡単(ベリーイージー)、簡単(イージー)、普通(ノーマル)、難しい(ハード)の4つの難易度を選択できる*が難しい(ハード)はそれほど難しくない。アーチャーは押し合いの真ん中でドライアドの隣に立ち、範囲攻撃のスキルを多用し、弓矢を盲目的に放つだけでほとんど無傷で生き残ることができる。アーチャーは圧倒的だ。もちろん、高難易度でのプレイではこの問題は解決され、ヒーリングポーションを慎重に扱う必要が出てくるだろう。*ベータ版で選択できる難易度は5つでハードの上の非常に難しい(ベリーハード)まで選択可能。

ひとつの例外を除いてChaosbaneの演出はとても良い。アートはウォーハンマーの主潮を上手く捉えているが、俯瞰からズームインして環境やキャラクターモデルのより詳細を確認したいと思うものだった。UIも上手く設計されている。右上に表示されるミニマップはゲームプレイに影響しない。適切なズームレベルに設定されている。ゲームの最初のクエストハブは、どこに行く必要があるのか示すだけではなく、行くことができる場所を容易に確認できる。インベントリ、スキル、その他のインターフェースには少し慣れが必要だが、慣れれば使いやすい。また、ゲームの不吉な音楽を堪能した。
例外は声の演出だ。そのほとんどは問題はないが、一部は腹立たしい。早い段階で捕獲する敵NPCはとても残酷だ。最初の言葉を発した後、黙らせるために殺したいとさえ思った。
戦利品がレベルにあわせてどのように分布されているのか十分に知るほど長くプレイはしていないが、早い段階で十分なほどより良い装備に置き換えることができた。しかし、難易度が低いと言うことはミッションを進めている間に新しい戦利品をより良い装備に変える必要がないとも言える。

現在のベータは4月24日17時まで開催されている。Chaosbaneは6月5日PC、PS4、Xbox Oneで発売される予定だ。
記事:稲森
参照元:forbes
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