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大規模なバトルロイヤルシューティングゲームPlayerUnkown’s Battlegrounds。その暴力的なゲーム性から悪い評判や多くの 論争が繰り広げられていることを知らない人はいないだろう。ごく最近では、中国政府のPUBGの規制により、インターネットサービス大手テンセントはPUBGの配信を終了した。

中国だけでも7000万人を超えるPUBGプレイヤーがいることから、アプリ内課金で14億8000万ドルを生み出すことができたと推測される。これにより、テンセントは収益の見込めないゲームの配信を狩猟し、PUBGとほぼ同じ
Game For Peaceを代わりにリリースした。

Game For Peaceはキルされたプレイヤーが手を振るアニメーションが追加されている。この愉快な死に様は殺されたプレイヤーがただ死んでしまうPUBGとは大きく異なっている。もちろん、PUBGとほぼ同じシューティングメカニズムは存在しているが、ゴア表現は抑えられている。

例えば、撃たれても出血しないため、中国政府が規制する暴力的なビデオゲームに当てはまらず容認されるだろう。更にGame For Peaceは愛国的でテロ防止をテーマにしているため政府にとって問題にならないだろう。テンセントはGame For Peaceを「中国の空域を守る青い空の戦士たちへのオマージュ」と説明している。

PUBGが特定の国や地域で規制されたことは今回は初めてではない。先月、PUBGはネパールとインドの一部の地域で、中毒性と暴力行為を促進することから禁止された。しかし、大きな論争が繰り広げられるPUBGだが世界各国でいまだ根強い人気を誇っている。しかし、残念なことにPUBGの生みの親であるブレンダン・グリーン氏は続編の開発はないと語っている。


記事:稲森
情報:gamerant