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デスティニーの5年にもおよぶ歴史の中で、Bungieはレイドの開幕をシーズンのリリースから3日にしたり、1週間にしたりさまざまなアプローチをしてきた。絢爛のシーズンのレイド悲哀の冠(Crown of Sorrow)ではまた異なった方法をアナウンスしたことで物議を醸している。

今週のBungieで明らかになったように、絢爛のシーズン開幕から僅か6時間でレイド悲哀の冠(Crown of Sorrow)は開始される。Bungieは、全てのプレイヤーに平等なレイドレースの場を与えると考えたようだ。

一見、平等のように見えるが、Bungieのアプローチは後で痛い目に遭うかもしれない。少なくとも世界初の悲哀の冠(Crown of Sorrow)のクリアによって認識は変わるだろう。悲哀の冠(Crown of Sorrow)は6月5日午前8時にアンロックされる。プレイヤーは6時間しか与えられていない。PS4はコンソールがダウンロード速度を制限し、ファイルがダウンロードしてからコピーするため、PS4のダウンロードは時間がかかる。PS4プレイヤーのように、アップデートをすぐにダウンロードできない場合、明らかに不利だろう。

しかし、このアプローチで目に見えてない大きな要素はチーム編成だ。このように短い準備期間しかない場合、レイドを開始し、その間に可能な限りレベル上げをしたメンバーと入れ替える方が良いと考えられる。それは、より高いレベルのプレイヤーがレイドのボスにダメージを与えることが有利だと誰もが理解した後、クロタの最期のワールドファーストチームで起こったことだ。その結果、悲哀の冠(Crown of Sorrow)のワールドファーストチームには12人のプレイヤーがいて、そのうち6人がレイドを開始し、6人のプレイヤーがクリアすると言う状況が起きるかもしれない。

これはデスティニー2コミュニティの大部分に影響することではないが、ワールドファーストのレースの結果が変わるかもしれない。一方で、Bungieはバウンティの取り置きなどを排除し、アクティビティを平等にしたことは正しいやり方だろう。パワー715を超えて最初のエンカウントを開始できるプレイヤーはごく少数だろう。午前2時にスタートし、ドロップ運が良かった場合のみ可能だ。

反対に、準備期間が2~3日あった場合、それを達成できる可能性の高いチームは確立する。この方法であればワールドファーストのタイトルを獲得するプレイヤーはランダムになるかもしれない。

功を奏したのは、Bungieが早い発表を行ったことだ。必要があればフィードバックによって変更することができる。予想通り、デスティニー2コミュニティではこのアプローチに対して反対の意見も出ており議論が起きている。ひょっとしたら、この方法は変わるかもしれない。


記事:稲森
情報:gamerant