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人気のストリーマーは自分のチャンネルで新しいゲームをプレイしストリーミング配信をするとパブリッシャーから何万ドルと支払われている。金額は1時間のプレイで最大5万ドル(約550万円)に達することもある。最近のニュースで最も注目を集めたのはトップストリーマーのNinjaがApex Legendsのローンチに100万ドル(約1億1千万円)稼いだという報告だろう。

これはゲーム業界では新しいやり方ではないが、確かに勢いづいており、パブリッシャーが新しいゲームのローンチをサポートするために、より一般的なマーケティング手法になりつつあるようだ。ウォール・ストリート・ジャーナルの最新のレポートによると、EA、アクティビジョン、Ubisoft、テイクツーはローンチ時のゲームプレイに何百万ドルものマーケティング費用を費やすパブリッシャーのようだ。

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2019年2月のApex Legendsのローンチは注目すべきできごとで、EAとリスポーンは新しいバトルロイヤルのため多くのストリーマーとスポンサー契約をした。全てのストリーマーがNinjaのように高額の報酬が支払われたわけではないが、それでもかなりの金額が支払われた可能性があるだろう。

ウォール・ストリート・ジャーナルは多くのストリーマーを管理するNight MediaReed Duchscher氏に話を聞いた。パブリッシャーは配信で15000人以上の同時視聴者を引っ張れるストリーマーを探していると言う。この規模のオーディエンスを持つストリーマーは1時間当たり、25000ドル(約270万円)から35000ドル(約380万円)を稼ぐことができる。

彼らのオーディエンスを獲得するため、ストリーマーに支払う金額は増加傾向にある。この秋発売される、テイクツーのボーダーランズ3、Ubisoftのゴーストリコン ブレイクポイントに対しても同様に、ストリーマーに対して高額の支払いを計画している。この伝統的ではないマーケティング手法はターゲットを絞り、オーディエンスに直接宣伝しゲームに興味を持たせる効果的な方法であることが証明されている。パブリッシャーとストリーマーを結びつけるマーケティング企業のJohn Benyamine氏は「マーケティング費用にライブストリーミングを使用しないやり方は間違っている。」と語った。

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ゲームメディアは、高い評価や低い評価ををすると「企業からお金を受け取っている。」と嫌がらせを受けてきた。サイトの広告パートーナーであるゲームに低評価をつけることでジャーナリストが解雇されるなど、多くのスキャンダルもあった。

もしも、アクティビジョンが新しいCall of Dutyに良いスコアをつけて貰うために100万ドル支払ったとしたら、業界全体からブーイングを受け、即座にブラックリストに載せられ、スコアをつけたレビュアーは解雇され、評判は回復することはないだろう。しかし、ストリーマーが100万ドル受け取ってもそれらは起きない。そして、ストリーマーの配信はスコア以上に率直な評価をオーディエンスに届けるだろう。


記事:稲森
情報:gamerantforbes