ツイステッドメタル


ソニーが自社のビデオゲームIPをテレビや映画の制作をする社内ユニット「PlayStation Productions」を発表した。このPlayStation Productionsの最初のプロジェクトが明かされた。このレポートによるとソニー・ピクチャーズのCEOトニー・ビンチーケラ氏はソニーの投資家向けQ&Aでツイステッドメタルのテレビ番組が制作中であることを発表した。この情報は反論はないが、正式に発表はされていない。

ツイステッドメタルはソニーで最も長いIPのひとつで、1995年にプレイステーションで最も成功したゲームのひとつだ。2012年にプレイステーション3で続編がリリースされたが、それ以来シリーズは沈黙を守っている。ソニーは舞台裏でシリーズを再開しようとし、Twisted Metal:Apocalypse、Twisted Metal:Revolutionと呼ばれる、2つのプレイステーション3の続編を始動したが、その後キャンセルされた。映画ゴーストライダー2の監督ブライアン・テイラーにより、映画化の試みもあったがこれもキャンセルされた。

ソニーがツイステッドメタルのテレビ番組を制作する可能性は、3~5年かけて新しいゲームを作るよりも、既存のIPの価値を再構築する方法の好例だろう。テレビ番組を制作するだけでなく、新しいゲームも計画しているかもしれない。クロスメディアの機会は、ツイステッドメタルの番組を制作するにあたり、別の会社が制作するのは長いプロセスがかかり信頼できないだろう。

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PlayStation Productionsはゴッドオブウォー、アンチャーテッド、ラストオブアスなどヒットシリーズに集中することもできる。他のプロダクションよりも成功する可能性が高いとは言い切れないが、ツイステッドメタルプロジェクトが第一弾とするのはソニーの目標の幅広さの表れかもしれない。

ゴッドオブウォーの生みの親でも知られるデイビッド・ジャッフェ氏が先月ツイステッドメタルについて意味深な発言をしたのも忘れてはいけない。


記事:稲森
参照元:gamerant