フロムソフトウェアのダークファンタジーRPG「Elden Ring(エルデンリング)」はE3 2019の発表前からリークされていたが、このプロジェクトについてほとんど知られていない。マイクロソフトのカンファレンスで短いティザートレーラーが公開されたが、ディテールは謎のままだ。しかし、フロムソフトウェアの宮崎英高氏はこのゲームのストーリーテリングについて明かした。
宮崎氏はエルデンリングのストーリーの語り口はSekiroよりもダークソウルのストーリーに近いと語った。つまり、ゲームのストーリーの大部分は雰囲気的に語られ、事前にレンダリングされたカットシーンではなく環境ストーリーテリングに重点を置くことを意味する。これは2019年のSekiroとは対照的だ。Sekiroも一定の環境ストーリーテリングを持っているが、宮崎氏のデモンズソウルやブラッドボーンと言った多くのプロジェクトより物語をカットシーンで語っている。
環境ストーリーテリングに重点を置くのはキャラクターのカスタマイズが可能なことに起因し、キャラクターよりもゲームの世界観をより掘り下げるものになる。宮崎氏は他のプロジェクトよりもNPCが魅力的になっていると考えている。
また、プロジェクトにおいてのジョージ・R・R・マーティンの役割についても簡単に触れられている。マーティンもフロムソフトウェアもダークファンタジーに精通しており、このコラボにより最も魅力的なファンタジーの世界になる可能性が高いだろう。
記事:稲森
情報:gamerant、fromsoftware
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