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eスポーツのキャリアを積んでいく少年の話が一般的になりつつある。14歳の少年がフォートナイトで20万ドル(約2100万円)稼いだことを知って驚く人もいるかもしれない。しかし、ゲーマー親子がそのような夢を追いかけるために学校を中退して専念することに懐疑的な意見も多いだろう。最近、デイビット・ヘルツォークさんは息子ジョーダンくんにeスポーツを専念させるため学校を中退させた理由を説明した。

フォートナイトで「Crimz」の名前を持つジョーダンくんは1日8時間から10時間ビデオゲームをしながら、数時間オンラインで勉強をしている。父デイビットさんはジョーダンくんに対して徹底的にゲーマーの英才教育を施した。3万ドル(約320万円)相当のゲーム機器を購入し、ゲームのトレーニングの妨げになる家族との休暇もやめた。さらにナンバープレートに息子のゲーマータグを着け、マセラティ(イタリアのスポーツカーメーカー、車種は不明)を購入した。

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ジョーダンくんはeスポーツキャリアを追求し富と名声を掴むため、父親によって学校を中退させられてしまった。父デイビットさん自身はビデオ業界に長いキャリアを持ち、「世界トップ15に入るeBayの売り手だ。」と主張している。デイビットさんは現在ビデオゲームをテーマにした商品やアパレルを製造、販売し成功しているようだ。

デイビットさんは息子が3歳の時、eスポーツの将来を見越してジョーダンくんにゲームを買い与えた。ジョーダンくんは3歳から7歳までヘイローをプレイし上達していった。彼が12歳の時、地元のゲームトーナメントで初めて賞金を獲得した。しかし、デイビットさんが息子を学校をやめさせると決断した時、多くの批判を受けた。もし、デイビットさんが息子にゲームではなく、ピアノやテニス、演劇を習わせサポートしたのなら彼は称賛されるだろう。しかし、ビデオゲームだと児童虐待だと批判される。

また、息子にビデオゲームを1日10時間もプレイさせるのは酷いと言う人もいるだろう。それは子供にフットボールを1日10時間もプレイさせれば怪我の原因にもなり危険かもしれない。しかし、1日10時間本を読ませるのはどうか?それは称賛されるだろう。デイビットさんは「息子は本よりもビデオゲームから多くを学ぶ。」と語った。そして、息子の将来を考え充実した環境でゲームをさせたいと学校に伝え、ジョーダンくんがフォートナイトのワールドカップの資格を得た後、彼が稼ぎ出す金額も伝えた。

しかし、デイビットさんは、息子は学校でダンスを踊ったことがなく、長期休暇にアルバイトもしたことがないと、社会的な経験が乏しいことを認めている。しかし、「ジョーダンには今大きなチャンスがあり、それを実現しなくてはならない。」と信じている。


記事:稲森
情報:gamerant