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シューターのゲーム会社で知られるBungieは長年に渡ってゲーム内の数多くの銃を制作してきた。ヘイローシリーズではアサルトライフル、バトルライフル、マグナムと単純な名前が命名された。初期ヘイローで最も独創的な銃の名前はNeedler(ニードラー)だが、この武器がどのようにして命名されたのか銃を一見しただけで分かるようなものだった。

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一方でデスティニーシリーズではイザナギの覚悟、スターダスト・パーセル、ビジョン・オブ・コンフルエンスなど示唆的な武器の名称が採用されている。Polygonはデスティニー2に登場する600以上にもなる武器がどのように命名されたのかゼネラルマネージャーMark Noseworthy氏とフランチャイズディレクター ルーク・スミス氏に話を聞いた。

「デスティニーの武器の名前を決める正しい方法はない。」とスミス氏は語る。「しかし、これらの起源はチーフクリエイティブオフィサーJason Jones、ゲームディレクター Chris Barrett、ナラティブデザイナーEric Raabなど数人で作り上げた初期のライブラリを構築した古い1冊のノートから来ている。彼らは感性でそれらを行ったようだ。」

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Bungieのスタジオには武器を命名するのにランダマイザーやマジック8ボールはない。それぞれの武器はルーク・スミス氏を含むBungieのライターや開発者によって作り出されている。*マジック8ボール:アメリカの定番のおもちゃ。ランダムな回答が返ってくるお告げボール。

「そこには不遜のものもある。ハードSFのように深刻になりすぎると面白くない。それはあまりにもありきたりだ。」とNoseworthy氏は語った。

「フェイトブリンガーと言う名前をつけた時、ザ・コメディアンのようなものもあって少しはエッジが効いていた。不遜であることは重要な部分だ。ライターが武器の命名に苦しんだ時期もあった。だからその時代は語呂合わせのような武器の名前もある。」とスミス氏は同意した。*フェイトブリンガー:初期デスティニーで大人気だったレイドハンドキャノン。ザ・コメディアン:初期デスティニーのバンガードショットガン。

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Bungieはデスティニーの武器の名前を付ける時、ほとんど韻や意味を重視していないことを明かした。それらはライターが好むまま付けられているようだ。しかし、スミス氏は武器の命名はデスティニーを開発する上で大好きな作業のひとつだと語った。


記事:稲森
参照元:polygon