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2015年にリリースされたタクティカルシューター「Rainbow Six Siege」は先日、Steamで同時接続数のピークを記録した。そんなRainbow Six Siegeだが開発者たちは無料化(フリー・トゥー・プレイ)を望んでいると言う。

PC GamerのインタビューでディレクターのLeroy Athanassoff氏は「将来的に無料でプレイできることを望んでいる」と答えた。しかし、これにはいくつかのハードルがあるようだ。開発チームは誰もがプレイできるように無料化を望んでいるが最終的な決定権は企業にあると言う。また、無料化に伴いスマーフィングの解決策も必要になる。スマーフィングとは新しいアカウントを大量に作成しスキルレーティングを操作しスキルの低いプレイヤーと対戦することを言う。いわゆる初心者狩りと言うものだ。

スマーフィングはマルチプレイのゲームで度々問題になっている。昨年、ValveはDota2でスマーフィングの対策として17000を超えるアカウントのBANを行った。Epicのフォートナイトはスマーフィングに対するゼロ・トレランス方式を持っている。オーバーウォッチは複数アカウントを持つプレイヤーを罰することはないがブースティングを禁止している。

Rainbow Six Siegeで複数アカウントを持つことは禁止していないが、スマーフィングはプレイヤーに不公平な環境を作り出し、可能な限り阻止する必要があると考えているようだ。Ubisoftはスマーフィングの影響を軽減する新しい解決策に取り組んでいる。


記事:稲森
情報:pcgamesnpcgamer