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小島監督はコナミ在籍時代ギレルモ・デル・トロと協力して新しいサイレントヒルに取り組んでいたが悲しいことにキャンセルされた。しかし、昨年末に小島監督は次回作に取り組んでいるとツイートで共有した。

画像のパソコンモニターには砂漠が映されてはいるがあまり手がかりがないように思う。また、11月の別の投稿ではホラー作品に意欲を見せている。


そして、最新のコジマプロダクションのアカウントではコミュニケーションズ責任者の齊藤昭義氏の画像とともに多忙のため情報発信ができないが現在の取り組みを間もなく発表できると投稿した。

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注目したいのは彼の手元だ。手元のメモには「来週!」と書かれている。ツイートの原文では「Sorry to be silent everyone!」と「サイレント」の単語が使われている。

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鉛筆のブランドは「PYRAMID(ピラミッド)」で「丘」の「hill(ヒル)」を表しているのではないかと言われている。つまり、来週サイレントヒルを発表すると推測できる。

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また、「PYRAMID(ピラミッド)」はサイレントヒルで重要なキャラクターである三角頭(英語ではPyramid Head)のことではないかとも推測されている。ピラミッドが三角頭を表しているのであれば冒頭の小島監督の砂漠の画像もピラミッドから連想できる砂漠とも合点がいく。



最近、コナミは2つのサイレントヒルを開発中だと噂された。ひとつはリブート作品でもうひとつはアドベンチャーだと言われている。



しかし、小島監督とコナミの間には確執がある。メタルギアシリーズを生み出した偉大なクリエーターの小島プロダクションは消滅させられ、PlayStation Awards 2015を受賞したにも関わらず出席することは許されなかった。サイレントヒルのためのデモとして公開された「P.T.」はホラーゲームの原点とも言える恐怖と繰り返しループする廊下を何度も行き来し謎を解くゲーム性から称賛されたが、コナミはサイレントヒルの制作中止を発表し、「P.T.」はPSストアから削除され、既にダウンロードしたプレイヤーさえも再ダウンロードができず非難された。



出来事だけ並べていくとかなり陰湿な小島いびりのようにも感じるが真相は不明だ。部外者が思っているほど両者に確執はなかったり、既に和解している可能性もあるだろう。


最近、業界経験20年以上の経歴を持つJay Boor氏がコジマプロダクションのマーケティング・コミニケーショングローバルヘッドに就任した。彼は2K、セガ、コナミなど様々な大手ゲーム会社で重要なポジションについた人物だ。また、サイレントヒル シャッタードメモリーズのアソシエイトディレクターも務めている。

これらのことからコジマプロダクションはサイレントヒルに取り組んでいる可能性があると推測されているようだ。この推測が事実であれば驚くべきことだが、小島監督流のジョークである可能性もあるだろう。


記事:稲森
情報:wccftechignimdblinkedin