Ghost-of-Tsushima-difficulty-modes


サッカーパンチプロダクションズが開発するオープンワールド時代劇アクションアドベンチャー「Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)」。開発者インタビューではやり応えのある難易度であることが明かされ、あまりアクションが得意ではないユーザーは不安に感じているかもしれないが最新インタビューで安心できる情報が公開されている。





今までのインタビューでは、侍映画を参考にしたため、敵もプレイヤーも一太刀で死ぬことが明かされ、難しいゲームだとも語っている。しかし、2018年にゲームが発表された当初から難易度設定について語られており、最新のインタビューでも難易度設定について触れている。PlayStation BlogのインタビューではクリエイティブディレクターのNate Fox氏は以下のように答えている。
敵の攻撃を見切ってかわしたり、パリィで受け流したりする動きからのカウンターといったアクションは、実践するのがやや難しそうに思えました。本作のアクション難易度をどのように考えていますか? 

たしかに、手応えのあるゲームではあると思います。仁が一撃あるいは数撃で敵を倒せるように、自分も油断すれば一瞬で死んでしまいます。しかし、本作はいわゆる“死にゲー”のような、アクションの難しさが特徴のゲームではありません。難易度設定で難しさを下げることもできますし、アクションがあまり得意でないプレイヤーを救済する手段をいくつか用意しています。 

回避やパリィといったアクションの成否は、プレイヤースキルだけによるものでしょうか。

ある程度のプレイヤースキルは必要とされますし、アクションに自信のあるプレイヤーなら自分の腕だけで突破できると思います。ただ、本作にはプレイヤーをサポートするアイテムや成長要素があり、それらを活用することで突破しやすくなっていきます。
SEKIROのようないわゆる死にゲーのような印象があったが、それをきっぱりと否定しており、難易度設定で難しさを下げることもできるし、救済手段もいくつか用意され、サポートするアイテムや成長要素もあるようだ。

反対にワシントンポストのインタビューでは、ゲームが簡単だと感じれば難易度を上げることができるとも語っている。どこまで難しくできるのかはわからないが、アクションゲームが得意なコアゲーマーでもある程度楽しめる難易度にすることはできるようだ。

ゲームの難易度についてはさまざまな議論がされてきた。例えばフロム・ソフトウェアのSEKIRO: SHADOWS DIE TWICEはあまりにも難しすぎるため、誰もが楽しめるようにイージーモードを搭載すべきだと言う議論もあった。フロム・ソフトウェアのゲームはコアゲーマー向けのためイージーモードを搭載すべきだとは思わないが、少なくともゴーストオブツシマはライト層でも楽しめるようにゲームの難易度を変更できるようだ。

Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)は7月17日にPS4で発売日予定だ。


記事:稲森
情報:gamerantplaystation