ラストオブアス2 新たな移動手段、馬、ボート、ロープや2つの敵勢力、新たな感染者、未見のプレイ映像を公開水中に潜り敵地に潜入するエリーの姿も

ノーティードッグ最新作「The Last of Us Part II（ラストオブアス2）」は開発者による新たな移動手段や敵対勢力、エリーのカスタマイズに焦点を当てたゲームプレイの紹介と未見のゲームプレイ映像を公開した。解説、ゲームプレイ共に10分ほどになる。PlayStation Japanから公開されている動画ではYouTubeの設定で日本語字幕を選択できる。

動画の4:08くらいからディレクターのニール・ドラックマン氏によるゲームプレイの解説が始まる。それまでは、本作のストーリーの概要と前作「ラストオブアス」のエンディングを簡単に説明している。

平穏に暮らしていたエリーはある凄烈な出来事によってエリーは報復と正義のために危険な外の世界に旅立つ。この旅はエリーを新たな土地へと導く。雪に覆われたジャクソンの山々から緑豊かな北西部まで多くの気候と屋内も含めた多様な環境が待っている。

物語の大半は元隔離地域のシアトルの残存部で展開する。さまざまな景観のある都市で高層ビルが連なる都心から美しい郊外や荒れた海岸まで建築物、高低差、天候の驚くほど。

また、今作では新たな移動手段や脅威への対処法が使える。登ったり隙間を跳び越えたり、ロープを使って移動することで新たなエリアや資源、サイドストーリーを発見できる。移動先も増えたことで戦闘手段も増えた。奇襲か迂回かも選べる。いくつかのエリアはこれまでで最大の広さで、馬に乗ることで素早く移動できる。冠水した地区ではボートを使うこともできる。

感染拡大と隔離地域の崩壊でシアトルは領土と資源を巡って2つの勢力が争っている。ひとつは「ワシントン解放戦線」略称「WLF」と呼ばれ、民兵集団で軍政への抵抗組織から発展し今は街を支配している。軍から奪った装備で武装し組織化されている。町の大半を占拠し侵入者は投獄か殺害される。

WLFと対立する「セラファイト」は「スカー（傷跡）」とも呼ばれる狂信者で、その名の通り顔に自ら深い傷を刻んでいる。WLF同様に仲間意識と縄張り意識が強い。また、草木を巧みに使って隠れ弓矢など無音の武器を使う。

生存者間の対立に加え、文明崩壊の元凶も依然として存在する。全人類の脅威である感染者だ。感染から日が浅い「ランナー」は数が多く攻撃的。「クリッカー」は視力はないが危険な存在。「ストーカー」は気配を消して素早い攻撃で犠牲者を驚かせる。本作では新たな感染者も登場する。膿疱だらけの硬い皮膚を持つ巨体の「シャンブラー」は犠牲者に近づくとガス状の酸を撒き散らす。さらに恐ろしい感染者も登場するがゲームプレイで確かめて欲しいとのことだ。

これらの脅威を克服するには各戦闘への対処と、エリーの能力、装備、環境を上手く活用しなくてはならない。WLFは番犬を連れておりエリーが隠れても追跡を止めない。番犬は臭いを嗅ぎつける。「聞き耳」を使って匂いの跡を確認し移動し続けて敵を惑わせる。

感染拡大から25年経ち植物は伸び放題となっている。草に隠れたり伏せれば見えづらいが完全に隠れたとは言えない。近距離なら草の中でも見つかる。ピンチなら逃げるのもひとつの手で、ガラスを割り、隙間を通って道を切り開き奇襲をかけることもできる。どんな状況からも逃れて姿を隠し形勢を挽回することができる。

戦闘では様々な手段を使える。俊敏さを活かして走ったり回避したりできる。敵の攻撃タイミングをつかんで避ければ無傷で反撃の好機をつかめる。者を投げたりして怯ませてからトドメを刺したり、敵を盾にして弾除けにして時間を稼ぐこともできる。戦闘に仲間が加わることもある。仲間は探索や敵の発見に加え戦闘でも協力してくれる。生存者と感染者の脅威に囲まれた場合は、敵を個別に倒すのも敵同士を争わせることもできる。

サバイバルガイドや素材を集め、アイテム、武器、エリーを強化することもできる。スキルと強化ガイドで自分だけのスタイルと体験が可能になる。作業台では武器を自由にカスタムできる。部品を集めて武器の性能を上げたり、見た目も変わってユニークな見た目になる。見つけた部品や素材で何を作るのかによって生存率も変わってくる。設置爆弾、爆発矢、サイレンサーなど多彩なアイテムを作れる。

動画の14:28くらいから最新プレイ映像が公開されている。