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Bungieの元幹部だったMarty O'Donnell(マーティ・オドネル)氏は、BungieとActivisionの関係は決して良好ではなかったことを告白した。



マーティ・オドネル氏はBungieの共同設立者で作曲家としても知られる。HaloシリーズやDestinyの交響曲「Music of the Spheres」を手掛け、ポール・マッカートニーとコラボレーションもした。また、彼が手掛けたHalo 2のサウンドトラックはアメリカ史上最も売れたゲームサウンドトラックにもなった。そんなマーティ・オドネル氏は2014年4月Bungieに不当解雇される。後に裁判となり勝訴している。

この解雇の理由だが、マーティ・オドネル氏は当初からActivisionとのパートナーシップに反対しており、ActivisionがDestinyのクリエイティブプロセスを阻害していると主張し解雇された。そんなマーティ・オドネル氏がYouTubeチャンネルHiddenXperiaでActivisionとBungieの関係を告白した。

Bungieは2010年にActivisionと数年の販売契約を結ぶことになった。オドネル氏はActivisionとの取引は最初からリスクがあると主張していた。それを主張したのはオドネル氏だけだった。

しかし、2019年にActivisionとBungieはパートナーシップを解消することを発表した。両社の発表ではそれぞれの目標が異なり別々の道を歩むことになったと言い、表面上は友好的なパートナーシップ解消が発表された。オドネル氏は、それは真実ではなく「Activisionとのパートナーシップは理想の結婚とはほど遠かった」と話す。

オドネル氏は当初からActivisionとのパートナーシップはやめるべきだと主張した。Haloの版権はマイクロソフトが所有しているので、Destinyの版権は所有すべきだと主張したのもオドネル氏だったようだ。その主張があったからこそ、Bungieは今もDestiny2の開発を続けていられる。

ディレクターのルーク・スミス氏もDestiny開発当初からシリーズものではなくDestiny1を拡張していくことを望んでいたと話している。Activisionと決別した後、Destiny3をリリースしないことを発表し、当初の希望通りDestiny2を拡張していくことになった。ユーザーの殆どは気づいていると思うが、オドネル氏が主張するように両社の決別は友好的なものではなかったのだろう。


記事:稲森
情報:gamesindustry