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miHoYoのオープンワールドRPG「原神」は中国産ゲームとして最大のローンチとなった。South China Morning Postによるとローンチ時にはTikTokに次ぐ収益を上げ、フォートナイトよりもTwitchで視聴されたゲームとなった。

「原神」はスマホ、PC、PS4でリリースされ、全プラットフォームの事前登録者数は2100万人を獲得、Twitchでは同時視聴者数11万人を記録した。事前登録者数2100万人の内1600万人は中国からのもので中国で圧倒的な人気を誇っている。QimaiDataによると中国App Storeで中国語版TikTok(Douyin)に次ぐ歴代2位の収益を上げ、iOS版だけで184万ドル(約1億9千万円)以上の売上を達成した。

miHoYoは開発とマーケティングに積極的に取り組み、約1億ドル(約105億円)の予算は主に海外向けの広告費となっている。



ゲームが世界的にヒットすることは確約されているわけではなく、「原神」は「 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のパクりと非難されデビューの印象は悪かった。また、キャラクターのアンロックが課金によるいわゆるガチャ要素があり欧米では更に印象を悪くした。



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ローンチ後もスパイウェア疑惑やiOS版で「クリップボードの内容を取得している」問題など数々の問題が発生しているが、PS4版メタスコアは80ポイント、ユーザースコアは7.5ポイント、PC版ユーザースコアは8.0ポイントとユーザー評価は好評で、中国だけに留まらず欧米でもその人気は高まりつつある。


記事:稲森
情報:genshintwittergamerant