オシリスの試練


Destiny2のオシリスの試練は問題が発生したため先週末に引き続き今週も中止となった。




どんな問題が発生したのか日本人はあまり知らないと思うが、「ハッケエンブレムメソッド」と言う方法がコミュニティ全体に広がった。



これを最初に考案したのは中国人だと言う。どう言ったものかと言うと、プレイヤーは負け要員キャラクターと不敗用キャラクターを用意する。

ハッケエンブレムメソッド_01

チームメンバーの2人がハッケのエンブレムを装備する。ハッケエンブレムを装備した2チームが出会ったら、ハッケエンブレムを装備していない者同士がSteamでメッセージのやり取りをする。

ハッケエンブレムメソッド_02

乱数ジェネレーターを使って勝つか負けるかを決定する。

ハッケエンブレムメソッド_03

勝つことになったチームは不敗用キャラクターに切り替えて勝利する。これを繰り返すことで簡単に、より早く不敗を達成することができると言うもの。

当然、こんな方法が許されるわけもなくBungieはオシリスの試練を中止した。




オシリスの試練は3勝、5勝、7勝、一度も負けずに7勝する不敗ごとに報酬が用意されている。PvPに慣れていないチームは1勝することも難しく、不敗を達成することはほぼ不可能に近い。不敗を達成すると特別な改造パーツと不敗専用の武器の報酬がある。(不敗専用ではない防具の週もある)そのため、Destiny2にはチーターや代行業者が蔓延し、ゲーム自体をつまらないものにしている。これに対してオシリスの試練の有名なストリーマーも苦言を呈している。



GernaderJakeがRedditに投稿した翌週、Bungieもオシリスの試練の現状を変えるべく、今後の方針を発表した。三人称視点を禁止にしたり、報酬やマッチメイキングの見直しなどを予定している。しかし、この調整が入るのはシーズン15で、まだまだ先のことになる。

このコミュニティには報酬を得るため、チート、グリッチなんでもするプレイヤーがいると不満も出ている。


記事:稲森